すごいだいず

濃さは普通です in Canada

施設実習


ついにエプロンを使う日が!
6月に実習に行く肢体不自由児通園施設にてボランティア体験をしてきました☆
朝起きたら(昨日の終バスで福島に来ていたのです)横なぐりの雪!雪!!
いやーびっくりした。もう春だよね?
とにかくそんな中まったりと子供の相手をしてきたのです。

とりあえず着いてさっそく園長さんに
「ぽんさんの実習の依頼がまだ学校から来ていないのよ」
と言われてしまった…え?希望出したの1年近く前だよね?
保育所でも同じこと言われたしなー(´-`;)
どーなってるのさ研究室のお姉さん!
なかなか面倒なことになってます。
でも職員さんは皆さんとってもいい人だし、利用者さんとの関係も良さそうだし
楽しく実習できそうだなという感じです。

★やったこと★
・電気治療中の女の子に絵本を読み聞かせ
・物をつかむ訓練をしている男の子のお手伝い
・ひとりでごはんを食べられない男の子の食事の介助
・お兄ちゃんが歩行訓練中に暇そうにしている弟くんの遊び相手

★課題★
・どんな絵本でも上手に読めるようになりたい
・保護者さんと仲良くなりたい
・障害についての基礎的理解が足りなすぎ
・リハビリについての知識もほしい
・公的施設としての位置づけついて理解とかないと
・午後は眠くなるのでお昼ごはんは少なめにしよう

ゆっくりと時間が流れていく場所でした。
子どもには基本的に保護者や職員がついているので
私にできる仕事はあまりありません。
子どもが危ないことをしないようにただ見ている時間が大半。
保育所の忙しさとはだいぶ違います。

そんな環境だったからか色々なことを考えました。
この子はいま何を考えているんだろう。
初めて会う私に怯えて何もリアクションできないのかな、
伝えたい気持ちはあるのにそれが表現できないのかな、
それとも何も考えていないのかな。
お母さんはどんな気持ちでこの子を育てているんだろう。
たくさんの辛いことを乗り越えてきたんだろうし、
今後のことを考えて絶望的な気持ちになることもあるんだろうな。
それでもこの笑顔に励まされて、周囲に元気付けられて、
こうやって笑顔でいるんだろうな。

成長を望んで、ではなく現状維持のために辛い訓練をしている子どもがいたり、
「片時も目が離せないのでストレスがたまってしまう」
と一時的に預けられた子どもがいたりするのです。
うまく言葉が出てこないのでまとめませんが
私にできることを精一杯頑張らなくちゃ、そう思いました。
帰り際に女の子が
「お姉さんまた絵本読んでね」
って言ってくれたときのすっごく嬉しかったこと!
表現の手段をあまり多く持たない子どもたちだからこそ、
たったひとことの言葉がこんなにも響く。
ぐちゃぐちゃでごめんなさい。