すごいだいず

濃さは普通です in Canada

ケンカの仕方



遙洋子女子高時代はフェミニズム
(→女性の権利と利益の向上を求める主張、運動)
に関する本をよく薦められて読んでいました。

フェミニズムとはちょっと違うのですが
色々読んだ中で一風変わっていた←この本
おもしろさと実益を兼ねていて
かなりお勧めの1冊です。

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』
遙洋子著 筑摩書房



あややスキ♪:『ドッキドキ!LOVEメール』松浦亜弥

関西で活躍中のタレント、遙洋子さんが
東大の上野ゼミに入門したときの日常を綴ったエッセイです。

 「相手にとどめをさしちゃいけません。」と教授は言った。
 「あなたは、とどめを刺すやり方を覚えるのではなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。そうすれば、勝負は聴衆が決めてくれます。」
 私は鳥肌が立った。本物は違う!



また最後に、上野ゼミでの経験を元に彼女がまとめた「ケンカの仕方10箇条」というものがあります。

 その1「守るための開き直り」
 その2「守るための質問、<わからない>編」
 その3「守るための質問、<〇〇ってなに?>編」
 その4「攻撃の為の質問<そのまんま繰り返す>編」
 その5「広い知識を持つ」
 その6「ワクを超えた発想をする」
 その7「言葉に敏感になる」
 その8「間をあけない」
 その9「声を荒げない」
 その10「勉強する」


すす、すごい!
さすが東京大学。さすが上野教授。
私なら泣いて逃げ出すわ(;_;)