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すごいだいず

濃さは普通です in Canada

バイリンガル考1

バンクーバーオリンピックを見た時に初めて理解したのだが、カナダはバイリンガル国家なのであった。アメリカとは異なる移民の歴史がある多文化国家で、公用語が英語の州とフランス語の州に分かれているそうだ。

実際にモントリオールへ旅行してみるとなるほど納得。お店でフランス語が分からないでいると英語で話しかけてくれるし、空港の看板は英語とフランス語併記だし、お菓子やお化粧品のパッケージも両面で違っている。これは法律で決まっているとのこと。互いの文化を大切にするカナダ、素晴らしい…!

ところがカナダへ移住して半年、やっと気づいたのだが、英仏バイリンガルなのって、モントリオールのあるケベック州とお隣ニューブランズウィック州くらいじゃないか。役所に行けば必ずバイリンガル表記なのでそういうものかと思っていたが、オタワで日常生活をしているとフランス語は必要ない。友達を見渡してみても、英語だけ、もしくは両親の母語と英語のバイリンガルという人の方が多い。「フランス語? 単語レベルではわかるけどややこしいから勉強する気はないなー。あんなめんどくさい言葉使えるってすごいよね」という感じか。

初心者ながらざっくりまとめると、主にイギリス系のアングロフォン(英語話者)がいて、東海岸に住む全人口の2割の人々はフランスもしくはアフリカ系のフランコフォン、それに次いで大都市中心にアジア系移民やその子孫がいる、という感じだろうか。近年中国系の移民が急増しているそうなので、フランス語の存在感は”チャイングリッシュ”に押されていくのかな、と思う。5人にひとりが移民と言われるモザイクの国カナダなので、ひとくくりにするのはとっても難しいのだけれど。

にち10を9年分聞いている:『Remember My Name』槇原敬之