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濃さは普通です in Canada

17週:夫の実家で子どもの名前について考える

夫の小学校は今年は12/19まで。新年は1/4から。一般の会社は12/23~26と年末年始辺りが休みになることが多いらしい。子どもの冬休みの長さは日本とそう変わらないけど、大人の休みがやや長いという感じか。クリスマスは家族で過ごすというイメージ通り、終業式の翌日にモントリオールの実家に帰省した。2週間丸々滞在するらしい。地元大好きすぎだよ!

義両親との夕食時に、運が良ければ来月のエコー検査で中の人の性別が分かるかもですよ、そしたら名前考え始めます、という話をする。夫一家の総意としては「私たちの家族は誰も英語のルーツを持ってないから、英語の名前にする必要はないね。日本語の名前も素敵だね!」という感じらしい。多国籍の環境で暮らすからこそ、互いの文化を尊重するとともに自分の文化に誇りを持っているということだろうか。

外国人とのハーフというと恵麻(Emma)ちゃんとか丈士(George)くんとか、漢字も当てられる名前が多いようだけど、高確率で被るっぽい。賢人、翔、圭、麻耶、亜里沙、紗良、香里奈、恵梨香、理沙、杏菜、真理恵…女の子の方がまだレパートリー多そう。瑠偉とか慈英なんかはいかにも当て字っぽくて嫌だなぁ。最近はハワイ語由来の茉香菜、愛音来なんかも人気らしいけど、キラキラしすぎじゃない?

個人的には、これから暮らしていく土地で使いやすい名前(電話でスペルを説明する必要がない)がいいかと思って、アメリカで人気の名前などを検索していた。Jacob, Mason, William, Sophia, Emma, Emily... オタワの公用語は英語だが、英語の名前は興味ないようなので、それならばとフランスで人気の名前を検索してみる。Nathan, Lucas, Léo, Lola, Chloé, Inès... 一気に映画俳優やモデルっぽいイメージになった気がしないでもない。また、別にロシア由来のYurii, Olgaなども可で、言語に拘る必要はないらしい。余計難しくなってきたぞ…

以前夫が「女の子ならPenélopeって名前だと全ての家族が話す言語(フランス語、カタロニア語、日本語、あと英語)で発音しやすいからいいと思う」と言ったら、私の母が大反対していた。半濁音なんてありえん!という感じらしい。まぁ絵本かペネロペ・クルスのイメージしかないよなぁ。

さらに夫は日本語の名前サイトを見ながらふむふむと呟いていた。「ハルキはかっこいい名前だけど意味がspring tree?ダサい!」「シズカはquiet summerか…可愛いね」いやいや漢字によるけどね!

という訳でちっとも進展せず。


最近顔と名前がやっと一致したが顔がタイプではない『SUN』星野源