すごいだいず

濃さは普通です in Canada

13週:大らかな国カナダ

思えば妊娠超初期にウォークインクリニックに初めて行った時、何かアドバイスはありますかと聞いたらまず最初に「セックスしても大丈夫よ、楽しんで」と言われた気がする。ふむふむと聞いていたが、その後日本の妊娠子育て応援サイトのようなものを色々と見てみると

「妊娠中って仲良し(※隠語らしい)しても大丈夫ですか?」→「初期は避けた方がいいですよ」「精液には子宮収縮作用があるからかならず避妊して」「私は全然する気になれませんでした」「安定期に入るまではダメ」「夫のために負担にならない体位で嫌々やってます」「赤ちゃんのために1年くらい旦那さんにも我慢してもらいましょう」

…と、消極的な言葉が並んでいてやっぱり避けた方がいいのかなーと思った。まぁその後つわりが始まりそれどころじゃなくなるのだけれど。

さて図書館で借りてきた妊娠ビギナーズガイドを夫に読ませたところ、4ヵ月のページを開いて嬉しそうに教えてきた。「見てみて!妊娠中は身体が敏感になるからセックスが今まで以上に楽しくなるらしいよ!」お、おう。ネットならまだしも、書籍にもそんなこと書いてあるのか。積極的だなぁ。ざっと見てみたが「夫婦の愛情を深めましょう!」という内容っぽい。気が向かないときはやめましょうとか、ネガティブなことは少しだけ。

ドラマに感動して思わずコウノドリ全巻をkindleで購入してしまった私は、妊娠=リスクのかたまり、くらいの気持ちになっているのだ。極端なのは承知だが、20代で不妊治療を始めた友達、妊娠できたのに不運にも妊娠を継続できなかった友達も1人や2人ではない。それに比べてカナダでは検診もあっさりだし、出会う情報のなんと明るいことか。


BGM『浪漫飛行米米CLUB