Remembrance Day - 戦没者追悼記念日
ダウンタウンに住んでいるので、用事があって市街地まで歩いて行ってきた。
もう11月だし、インフルエンザ予防に…と使い捨てマスクをして出かけたのだが、家を出て100メートル以内で2人に呼び止められた。
小学生の女の子「Excuse me, なぜあなたはマスクをしているの?」
お散歩中のおじいさん「君は病院で働いているのかい?」
確かに夫が日本にいる時に、風邪予防はもちろん発熱中でも保湿目的でも頑なにマスクを使いたがらなかった。カナダではこんなのつけてる人いないから銀行とか行ったら警戒されるとも言っていた。冗談かと思っていたが本当のようだ。その後も街行く人にちらちら見られた気がする。
街行く人といえば、市内中心部を歩くビジネスマン風の人々がほぼ100%胸に赤い花のバッジをつけていた。今週水曜日が戦没者追悼記念日なので、二度と戦争を繰り返さないためにという願いがこもったものらしい。
赤いケシの花(ポピー)を胸元に?「Remembrance Day」とは
終戦記念日って日本では8月で海外では9月じゃなかったっけ、と思ったら、第一次世界大戦の方だった。11月はカナダの人口3500万人に対して、2000万個近いバッジが出回るとか。2人に1人はつけるのか? 11月11日の11時にはお店を閉めたり、スーパーなどでもアナウンスが入ったりして人々は黙とうするらしい。
ケベック州ではそんなにポピュラーではないらしいが、それでも日本の終戦記念日よりはかなり国民に浸透しているようだ。
(11月11日は夫もバッジをつけて帰ってきた。HRで児童に戦争の話をしたらしい)